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荒木 令江 准教授

荒木 令江 准教授

日本プロテオーム学会年会の大会開催:
大会長としてプロテオミクスの普及に貢献
〜プロテオミクスを基盤とした生命科学研究の最前線と医療への応用

araki_01.jpg 熊本大学大学院生命科学研究部の荒木令江准教授は、日本で最も死亡率の高い疾患であるがん/腫瘍に関して、その発生・進展や転移、薬剤耐性機構等の複雑な分子メカニズム解明のため、最先端の腫瘍医学研究を展開しています。特に荒木研究室で開発した国際レベルのプロテオミクス*(網羅的なタンパク質の解析技術)を駆使し、臨床サンプルから得られた基礎情報から、細胞や動物を用いた病態モデルへの応用など、システマティックな研究方法論はユニークなものとして注目されています。荒木研究室を中心に国際レベルの共同研究が展開され、がんの治療ターゲットの数々の発見に成功し、オーダーメイド医療への応用を目標に、日々研究に取り組まれています。

araki_02.jpg 日本におけるプロテオーム*研究は1999年から全国に広がり、2002年には日本ヒトプロテオーム機構(JHUPO)設立され、2010年以降、日本プロテオーム学会(JPS)が研究の普及と推進を目的に精力的な活動を推進しているところです。本年7月23日−24日、熊本で開催されることになった「日本プロテオーム学会2015年会/第13回ヒトプロテオーム機構大会」では、荒木准教授が大会長として準備を進めています。本大会は、熊本大学拠点形成研究で採択された「プロテオミクスを基盤とした病態システムズバイオロジーの研究教育拠点の構築」の10年間の取り組みが評価され、開催されるものです。

 本大会のテーマは「タンパク質がおりなす生命システムの全体像を理解する~プロテオミクスを基盤とした生命科学研究の最前線と医療への応用~」です。多数の国際的な招待講演者ら、世界的第一人者の講演や研究発表が予定されている他、疾患解析、創薬、バイオマーカー、エピゲノミクス、メタボロミクス、翻訳後修飾、最新技術、ロボティクス、iPS、生物モデル、食品への応用、バイオインフォマティクスに関連するシンポジウムに加え、初心者に向けた教育セミナー、わかりやすい技術紹介、また、Natureなどで報告された国際的なプロジェクトや、同学会が中心になって進めているヒトプロテオームプロジェクトや、世界初の横断的統合プロテオームデータベースjPOSTの国際連携など、近年のプロテオミクスの広がりを象徴する多彩なプログラムになっています。又、創薬イノベーションや産学連携のコーナーや、ポスター、若手研究者のセッションも含め、参加者の討論の場がたくさんもうけられています。大会に先立ち、熊本大学医学部総合研究棟にてプロテオミクス初心者のためのトレーニングコースも計画されています。

プロテオームとは、細胞内で合成されている全タンパク質のこと。また、細胞に含まれるたんぱく質全部を細胞の機能に関連付けて研究することを、ゲノムの解析を行うゲノミクスに対応させプロテオミクス(プロテオーム解析)という。

*日本プロテオーム学会(JHUPO)の年会(7月23-24日@熊本市森都心ホール)について詳細は、下記URLの学会のホームページをご覧ください。
http://jhupo2015.umin.jp/

*荒木令江准教授の研究内容の詳細は下記URLのHP参照
http://srv02.medic.kumamoto-u.ac.jp/dept/tumor/index.html

*産学連携にて熊本大学発で開発した世界初全自動タンパク質解析装置のサイエンスニュース動画報道
https://www.youtube.com/watch?v=FgQDrQ9WjvA



荒木 令江(あらきのりえ)准教授
熊本大学大学院生命科学研究部
先端生命医療科学部門成育再建・移植医学講座腫瘍医学分野
日本プロテオーム学会2015年会/第13回ヒトプロテオーム機構大会 大会長

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