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女性研究者研究活動支援事業(拠点型)シンポジウム開催

 熊本大学は、「女性の活躍とダイバーシティ」をテーマにした「女性研究者研究活動支援事業(拠点型)シンポジウム」を、12月4日熊本大学くすの木会館において、大学コンソーシアム熊本との共催で開催しました。

 谷口功学長の主催者挨拶の後、文部科学省科学技術・学術政策局 人材政策課人材政策推進室長補佐 沼田勉氏より来賓挨拶があり、引き続き、共催の大学コンソーシアム熊本(以下、「コンソ」という。)を代表して 崇城大学長中山峰男氏が挨拶されました。

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<来賓挨拶に立つ文部科学省 人材政策推進室長補佐 沼田勉氏>

 特別講演として、まず立教大学理学部化学科教授の大山秀子氏が「キャリアとライフ~ダイバーシティの視点から~」のテーマで講演を行い、日本人の女性は、大学以上の学位を持つ割合(61%)で、OECDの平均を大きく上回り、男性の56%をも上回っているにも関わらず就業率が低く研究者も少ない現状を示した上で、自らの海外での研究生活と現在に至るキャリアを紹介しながら柔軟な人生設計をすることの大切さを語られました。また、女性自身がアイデンティティを確立し、自分の可能性に挑戦すること、何よりも、細々とでも継続することで成果を得られるのだと力説されました。

 次に熊本県商工観光労働部商工労働局長の宮尾千加子氏が「ダイバーシティが日本を救う!~多様な人材の活用を~」と題して講演を行い、熊本県における「大学等の進学率」は、女性の方が高いにも関わらず、女性の登用が低い状況のデータ等を示しながら、人の考えや価値観は急には変わりにくいので、女性も男性も、上司も部下も、もっとコミュニケーションを図り、互いに理解する努力をすることが大切であること。また、トップの強いリーダーシップで、できることから具体的なアクションを起こすことがダイバーシティを進める鍵になると強調されました。

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<特別講演を行う 宮尾千加子氏>

 さらに、後半は「大学におけるダイバーシティを考える」をテーマに、コンソ加盟大学の学長や副学長など、大学トップ5名をパネリストとするパネルディスカッションを行い、全盲の学生を受け入れノート・テイカーがサポートするといった、各大学のダイバーシティへの取組みが具体的に報告され、今後も引き続き女性教職員の上級職への登用・ジェンダー科目の開設や留学生受入れ等、大学の多様性を推進することが必須の流れであることが協議をとおして共有されました。

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<5名のパネリストによるパネルディスカッション>

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<コメントする大山秀子氏>

 本シンポジウムは、熊本大学がコンソと連携して事業を普及していくために、コンソの地域創造部会内に設けたワーキンググループで検討し開催したということで、師走の忙しい時期にも関わらず、県内9大学から6名の学長ほか副学長・理事や部局長、事務局長をはじめ、教職員、若手研究者、学生など、学内外合わせて124名が参加しました。

 参加後のアンケートには、「いくつもの大学のダイバーシティの現状や方針を知ることができてよかった」「仕事と生活を両立させながら歩んでこられた両講師の思いをうかがうことができ、大変元気をいただいた」「若い女性がたくさん参加しておられたが、このことが重要。早い時期からこのような講演に参加し、進路選択に生かしてほしい」「特に、指導的立場にある男性職員の意識改革が必要だと思った」等、関心の高さがうかがえる多数の意見が寄せられました。

 シンポジウムの講演者やパネリストのプロフィール等の

 詳細を掲載したちらしは、こちら【PDFファイル(423KB)】よりご覧ください。

 

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