男女共同参画への取り組み
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イベント情報

熊本大学 発生医学研究センター高校生の研究体験事業

(文部科学省の女性研究者支援モデル育成事業「地域連携によるキャリアパス環境整備」事業の一環)

研究の現場である研究室で過ごしていただくことを通じて科学に自分の可能性を見いだすことがねらいです。体験は発生医学研究センター及び関連施設である遺伝子実験施設で行われました。

  1. 事業名
    熊本大学 発生医学研究センター高校生の研究体験事業
    (文部科学省の女性研究者支援モデル育成事業「地域連携によるキャリアパス環境整備」事業の一環)
  2. 目 的
     将来の日本の科学技術の発展のために、若者の科学力の増進が大きな課題となっています。特に、高校生が科学技術に関心をもち、科学的思考力、技術力を社会に活かすようになればさらに大きな進展が生じるものと期待されるとともに、男女共同参画社会の形成にも大いに貢献します。
     この企画は、平成18年度に文部科学省が公募した科学技術振興調整費の採択プログラム【地域連携によるキャリアパス環境整備】事業の一環の中で、次世代を担う高校生に最先端の基礎医学研究が実際どのように行われているかを体験していただくものです。
    研究の現場である研究室で過ごしていただくことを通じて科学に自分の可能性を見いだすことがねらいです。体験は発生医学研究センター及び関連施設である遺伝子実験施設で行われました。
  3. 日 時
    平成19年7月31日(火) 13:30〜16:30
    平成19年8日1日(水) 9:30〜16:30
  4. 参加高校・参加者数
    熊本県立第二高等学校 (県内スーパーサイエンス指定校)
    第2・3学年の普通科理系および理数科生徒 20名

研究体験感想

学年 体験研究室 研究室体験 感想
2年女子 初期発生分野 初めて大学の研究室に入り、様々な器具・薬品を使い、本当に良い体験ができました。始めは慣れずに中々上手くいかなかったけれど、経験を重ねていくと少しずつ出来るようになり、顕微鏡でタンパク質が光っているのが観察出来ました。プリントアウトしてもらい大変興味深かったです。今研究されていることが、これからの社会で役立っていくことが分かりました。二日間たくさんのことを丁寧に教えて頂き本当にありがとうございました。
2年女子 初期発生分野 この2日間大学で実験をしてみてとても楽しかった。実験では、初めて使う器具がたくさんあって最初は戸惑ったけど、教えてもらってスムーズに使えるようになれてよかった。顕微鏡で観察したとき、くっきりと赤や緑が見えとてもきれいだった。
最後にいろんな器具の値段を聞いて、思っていたよりとても高くてびっくりした。やっぱり研究をするには、たくさんのお金が必要なんだなぁと思った。2日間、本当に楽しんで実験ができました。本当にありがとうございました。
2年女子 細胞複製分野 研究の面白さを改めて感じました。「研究」というものを真の意味で知った感じです。学校の実験と違って、ここでの研究は先の見えない…つまり自分で考えて実験を進めていくというものだったので、とても楽しかったです。知らないことを丁寧に教えてくださいました。ありがとうございました。将来を考えるうえで、とても良い体験になりました。
2年女子 細胞複製分野 知らないことがたくさんあって、学ぶことが多くてよかったです。線虫は、雌雄同体で1日おいただけでも変化が大きかったので分かりやすく、肉眼でもなんとか見える大きさだったので、観察や実験がしやすかったです。
2年男子 転写制御分野 様々な機械について詳しく説明してもらい、実験のほとんどを自分達ですることができてよかった。最後に自分達の完成品を写真を撮り、印刷して自分達の手元におけるのがよかった。大学では1つの学部に色んな分野があり、お互いに協力しあって成り立っていると感じた。お金がすごくかかっていると思った。マウスの解体とまではいかないけれど、もう少しインパクトのある実験がしたかった。
2年男子 転写制御分野 今回の研究体験では、1日目に無菌室で作業をし、とても神経を使い、緊張した。けれど思った以上にスムーズにやれてよかった。また2日目にが、培養皿を静置させておく間にたくさんの機械や実験室を見学させてもらい、興味深いものも色々あって、楽しかった。実験の方は、みんな成功させることができ、前の日行った予備実験では失敗したと聞いていた分、成功した時はうれしかった。今回の研究体験では、とても貴重な経験をさせてもらうことができ、有意義な2日になり、また研究と関係ない話もいろいろ聞くことができ、とても楽しい2日間になった。今後もこういう機会があれば参加したいと思う。
2年女子 細胞識別分野 最初から解剖すると聞いて、びっくりでした。でも解剖することによって体の臓器のつくりとか、リアルに分かりました。なかなか楽しかったです。肺とかピンク色できれいでした。電気泳動のゲルを作るのも楽しかったです。Lacがきちんとできていてよかった。実験室の人達の雰囲気がすごく良かったです。楽しかったです。またこんな機会があったら参加したいです。
2年女子 細胞識別分野 初めての解剖は驚いたが楽しかった。胎児の内臓の配置も大人のマウスとほとんど同じで腎臓はちゃんと豆の形をしていた。PCRの反応液作りで初めてみるピペットを使った。できた液を1.2%の濃度で作ったゲルがキレイに出来たのでうれしかった。結果もとてもきれいに出たのでよかった。
2年女子 形態形成分野 二日間楽しかったです。昨日はDNAがどうなっているのかがわかりました。望むところだけを増やす技術があるということにとても驚きました。倫理的な問題が色々でてきそうな分野だとは思いましたが、医学の発展に大きく寄与はするのだろうし、DNAでどこまでわかるのか、DNAがどこまで決めるのかということに興味がわきました。今日は主にニワトリの卵を開いて、胚を観察しました。成長過程がよくわかりました。着色したDNAを胚の中に入れるという作業が難しかったです。DNAを入れた胚がどう育っていくのかを見てみたいと思いました。死亡率とか、目に見えて異常がでるのかとか知りたいと思ったことがたくさんあります。発生医学というものに対して興味が増しました。
2年女子 形態形成分野 実験内容は学校で学んだことを活用させることができ、説明もわかりやすく、質問したらわかるまで説明して頂いてとても有意義な時間を過ごせた。学校で使えない実験器具を使うことができた。職業や大学の話しも聞く機会があり、とてもためになった。発生医学分野について視野を広げられた。継続してこのような機会を設けてほしいと思う。2日間本当にありがとうございました。
3年男子 臓器形成分野 遺伝子について学べてよかったです。遺伝子の組み合わせによりさまざまなことができることに驚きました。例えば、二種類の違うネズミ遺伝子を組み合わせることでまだら模様のマウスをつくることが出来たり、クラゲの遺伝子を組み合わせて光らせることもできるそうです。そしてそれを利用してガン細胞を破壊するようなことも可能であることにも驚きました。ネズミの解剖はちょっと衝撃的だったけど、遺伝子の応用は将来きっと役に立つと思いました。また様々な実験器具があって、高額なものもあって驚きました。
3年男子 臓器形成分野 マウスの解剖は楽しかった。遺伝子について難しいこともあったけど、図があってわかりやすかった。DNAのような小さな世界が生物に大きな影響があることにビックリした。これからも研究を続けて色々な事に役立って欲しいと思いました。教えていただいた先生や大学院生の人が優しかったので過ごしやすかった。
2年女子 パターン形成分野 卵の成長過程は教科書でしか見たことなかったので、初めて本物を見ることができてすごく感動した。やったことない実験だったのでとても楽しかった。あと1日くらい長くてもいいと思った。卵を紙に移しても生きていてすごいと思った。実験が結構むずかしくて何回もやり直したりしたけど、きれいなのが見られて本当に良かったです。
2年女子 パターン形成分野 思っていた研究とは違って、英語の教科書を読んだり、細かい手作業が多くて想像していた事とちがって苦労しました。教科書にのっているような事実がわかるまで、本当に多くの苦労があるのだと実感しました。根気が必要だと思いました。最後の片付けまでやれなくて残念です。例えば染色するだけでもいくつか方法があって、解決の道筋はたくさんあるのだと感動しました。
苦労したからこそ確かなデータが出たときに感動があって、おもしろい仕事だと思いました。ありがとうございました。
2年女子 幹細胞制御分野 研究室に入って研究を見せてもらうだけでなく、実際に自分たちが操作を行うことができ、とてもいい経験になりました。今まで使ったことも見たこともない機械や道具ばかりで緊張しましたが、優しく丁寧に説明してくださり、とても実験等がやりやすく、そして楽しかったです。みなさん本当に優しく接して下さり、感謝の気持ちで一杯です。また、このような体験をすることができたことを本当にうれしく思っています。
2年男子 幹細胞制御分野 今回の演習では高校では絶対に出来ないさまざまな実験や実際に見てみないと教科書や本ではわからないような事などいろんなことが学べてよかったと思います。特に実際にやらせてもらった、ハエやニワトリES細胞の実験ではとても本格的でおもしろかったです。またニワトリに光るDNAを入れ次の日に観察した時、前の日は見えなかった心臓や血管が現れ、体が光っていてとても感動しました。今回の実験で実験の楽しさES細胞、幹細胞制御のことを色々と理解でき本当によかったです。この二日間で研究員の人や教授の先生とも話せてよかったと思います。今日のこの機会をつくって下さった人達に感謝したいです。
2年男子 器官制御分野 高校では見ることの出来ない器材や薬品が大量にあり、かなり設備が整っていた。先生達もわかりやすく丁寧に教えてくれる方ばかりでスムーズに実験を行うことができた。高校では触れることのできない最先端の科学を体験できるこの研修を今後も続けて欲しい。
2年男子 器官制御分野 最初は同じ動作の繰り返しや、地味な作業ばかりでこんな物かと思ったけど、段々と慣れてきて少し手際も良くなって実験もスムーズにできるようになった。器具の使い方も最初にくらべ手馴れたと思う。そうしているうちに段々と楽しくなってきた。先生方の指導も丁寧で理解しやすかった。
3年男子 バイオ情報分野 ほんの少しの遺伝子でも、何倍にも複製が可能で、それによりDNA鑑定を行えるのはすごいことだと思った。マウスの解剖を始めてしたが、内部はヒトとあまり大差がないことに驚いた。光るクラゲの遺伝子を持ったマウスにUVを当てることで肉眼でも緑色の光を発していることがわかった。マウスのしっぽのDNAに塩とエタノールを加えることにより、DNAが肉眼で観察できるのですごいと思った。
2年男子 バイオ情報分野 アルデヒドデヒドロゲナーゼ遺伝子のDNA鑑定の結果は一部失敗だったのが残念だった。DNAが肉眼で見ることができて感動した。